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赤字灯るかと思ったワ

2008.10.08 - 小説
長らくご無沙汰だった『監獄街』を更新しますた。

監獄街 第九章

いやーSF企画に忙殺されて、すっかり放置しておりました。ええ。気づいたら1ヶ月半ぐらい、更新していなくてですね。

ゃー赤字入るんじゃないか

と危惧しまして、大急ぎで書きました。次回は未定ですが、早いうちに書きます。

というかね、そろそろ空想科学祭が終焉に……あと1週間で終わってしまうというこの事実。現在、ようやくクライマックスに指しかかろうというところ。

遅いんじゃヴォケ

と自身を叱咤しつつ書いている次第であります。小説のために夜も眠れず昼寝をし、3度の飯が喉を通らず、翌日に倍以上食うという生活しております(どんなだ)

というか本来の連載があるからなー短編にすればよかったなー。それならば、監獄の更新こんなに遅れなくてすんだものを。後悔先に立たずってやつですね。

『監獄街』、更新したとたんに『夜狗』の倍以上のアクセスがついてうれしい半面


めっちゃ複雑やわー

という気持ちが多々ある。なんで、大してSFしていない監獄の方がアクセス多いんだよど畜生。

ま、思うにあれはディストピアであるとともに、新ジャンル

武術SFという路線で(ry



……ダメ?
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更新情報

2008.10.06 - 小説
『夜狗-YAKU-』更新 第二章終了

ncode.syosetu.com/n0630f/

*******

「当たり前、ということはないと思います」
 ぼそりと鈴が口を開いた。蚊の鳴く様な声だったので、聞き取り辛かった。
「何で?」
「だって、失ってしまったら……二度と戻ってこないんですもの、命は。死んだ人は、二度と」
「まあ、それはそうだけど。でも、戦争だから」
「戦争だから、いいんでしょうか」
 今度ははっきりと聞き取れた。
「さっきの人たちも……あの、助けていただいた事は本当に感謝しているのですが……でも、やっぱり死んでしまうとなると……」

*******


今回のコンセプトの一つが「生命」でありんす。生命が尊いか、それよりも重いものとはなんであるか。誰の生命に重きを置くか、もしくは生命は手を加えてもよいものか、等々。まあ、そんなことよりなにより今回更新分で、

10万字突破しちまったぜイヤッホウ!


長いなーこれもう、絶対新規の読者つかない数字だよ。んでまだ第二章だもんで、これからもっと増えまっせ旦那。今書いている分も合わせると今んところ空想科学祭最長だぜべいべー。読むのにも骨が折れるぜ、おい。

いま、ようやく佳境に入ったところですんでね。今週でなんとか仕上げたい、つーか徹夜してでも終わらせねば。授業? そんなの関係ね(ry

いやいや、だめだろう。卒業できねえw

さて、書くか。俺には書くことしかできない(名言ぽく)
 
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内定式でした

2008.10.03 - 日記
久々の日記カテゴリー。


去る、10月1日に内定先の企業の内定式に行ってきました。

どういうことをやるのかというと、まあ最初のほうに副社長さん(ちなみに社長さんはアフリカに行っていた)の講話を頂き、内定者のスピーチを聞く。午後からはお酒も入り、ほかの内定者たちと楽しく飲むというものです。

内定先の企業は、海外展開もしている会社でして「ぜひ、世界を股にかけて活躍してほしい」と副社長さんがおっしゃっておりました。正直、海外には観光でしか行ったことがなかったのですが、しかし海外に行ってみたいという気持ちはあります。やはり、日本にいると国際感覚というかそういうものが薄れてしまう気がしまして……海外に出たいという気持ちは、前々からあったので、希望通りの会社に就職できそうです。まあ、卒業できればの話だけどw


とりあえず、懇親会でこの会社の専務の方とお話する機会を得まして。「卒業してね♪」といわれました。まあ、卒業しなければ就職できないのであって、そうすると自分の夢への第一歩が踏み出せないというわけです。今まで以上に学業に身を入れて……今までは身が入ってなかったんかい、というツッコミはなしの方向でよろ。

思うんだけど、社会的な小説を書こうとするなら実際に社会人にならなければ書けないのだと最近、切に感じます。SFもそうだけど、文学だって恋愛だって、コメディだって「社会」という基盤の上で物語を成り立たせるのが大事かなと。別に、政治や経済を論じなくても、人と人との関わりがすでに「社会」なのだから。昔、厨房のころまで小説家ってのはいきなり小説家として飯食ってきたと思ってました。しかし、大作家と呼ばれる人も一時は社会人をやっていたり、また副業として小説を書いていたりが多いと聞きます。社会に出たらどれだけ小説を書けるかわからないけど、社会人になることでちゃんとしたSFを書ける様になりたいなと感じた次第です。

とりあえず、海外に行ったら海外小説でも……まあ、まずは英語を勉強しなければなorz
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第二章をスタートさせる

2008.09.30 - 小説
『夜狗-YAKU-』 2-1~2-3まで更新

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「軍にいて、それでどこに?」
 ショウキが訊くのに、加奈は生返事を返した。
「朝鮮半島にも行ったことあるよ、もっともわたしが行ったのは殆ど後片付けみたいなものだったけど」
 軍、か。くしゃくしゃになったセブンスターを取り出して、一本咥える。
「禁煙だぞ、ここ」
「知らない」
 火を灯して、ニコチンを吸い込む。どうせ館内の換気システムが煙を吸い上げてしまうのだから。やること為すこと、人がすることの後始末は全て、発達したテクノロジーがどこかで片付けてしまう。羊水に浸っている胎児を扱うように、何でもかんでも始末をつけてくれる。そういう風に出来ているんだ、環境建築というのは。過保護というか、なんと言うか。その気になれば一ミリだって腕を動かさなくても生きて行ける、ここなら。
 少なくとも、都市の内部では、の話だが。
「朝鮮も、“中間街”も似たようなもんだった。でもまあ、サムライみたいな妙な連中がいないだけマシか。信じられる? 戦場の方がマシだって思えるんだよ」
「そうかい、まあ分からんでもないが」
 と言ってほうじ茶をすすって
「お前さん、どうして“特警”に?」
 ショウキが訊く。灰を落とす手を、止めた。
「何で、そんなことを」
「いや、だってあまりいねえだろう。セイラン・テクノジーの社長の娘ともあろう者が軍に入って、今度は“特警”だなんて」
「本当の父親じゃないよ」
 と言って煙草の火を消した。

*******

世界観設定:日本

軍国主義、というわけじゃないですが2040年の日本には、当然あるべき軍隊があります。自衛隊という曖昧な武力装置ではなく、本物の軍隊。というのも、この時代の日本はアメリカとの安保を解消しており、そのため自主防衛を余儀なくされています。

2-2で少し触れていますが、2020年ごろから中国が分裂し、北東アジアは混乱をかかるようになります。北方領土、竹島、沖縄などの領土問題にも火がついて日本は再軍備、軍事の増強を余儀なくされます。しかし、近隣諸国の日本軍アレルギーはいまだ健在(というかイデオロギーとして残っている)ため、なかなか周辺との外交がうまくいかない。

さらに、移民受け入れと外国人参政権の認可により、日本の国政に中国人や韓国人も多く絡み、国内外とも複雑化の一途をたどって……みたいなバリバリ政治物にしたかったんですが、どうもそこまで書く技量はなく、匂わせる程度にorz まあ、メインはそこじゃないから、と言うことで。ええ。

ちなみにわたしゃ、思想的に右と言われますが国粋主義者じゃないです。そこんとこ、ヨロシク。

次回は水曜日に更新です。
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更新じゃアホンダラ

2008.09.29 - 小説

すっげえ久々の更新情報。

『夜狗-YAKU-』 第一章終了

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「なんかよ、あの娘。お前に似てる気がするな」
 ショウキが出しぬけに言った。
「はあ? どこがだよ」
 と加奈が返す。
「見た目も違うし、第一わたしはあんなウジウジした性格じゃない」
「そうだけどさ、そういう容姿や性格というんじゃなくて……なんというかお前さんを子供にしたらあんな感じになりそうだなと」
 何言ってんだこいつ、と思ったがこれはショウキ流のジョークなのだろうか。こいつは時々真顔で大惚けかますからな、と首を振って。
「全く、あんたって訳がわからないよ。馬鹿なこと言ってないで、さっさと帰るぞ」
 加奈は車に乗り込んだ。
 水素エンジンの、清澄で滑らかな駆動音がする。網膜に表示された、時刻は19:49、加奈はGPSの液晶を叩いた。頭上には、三日月が掛かっている。ふと、目を見やると鉄の双璧が夜に溶け込んでいた。(ゲイト)が直ぐそこに、視界の先にある。ビルの谷間から見える鉄の壁。その先は荒涼の街。砂利と鉄屑、錆び付いた骨格。

 ――“中間街(セントラル・シティ)”


*******

設定上、2040年の日本は共和制をとっています。なぜわざわざそんな設定にしたかというと、今回の企画作のテーマのひとつが、「人間性」というものです。この時代の日本は、伝統や精神性をほとんどすべて捨て去り、テクノロジーの恩恵のままに暮らしています。はたして、それだけでいいのか、というのがわざわざ共和国にした理由です。共和国、ってことは……はい、勘のいい人はわかりますね。日本文壇最大のタブーといわれる、天皇についても言及しています。それはまた、本編で確認をw

政治の話も絡みますが、そんなに多くないのでもしよろしければ読んで(ry


次回から、ちょいちょい用語の解説なんかもしていきます。

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