R氏さん、キリ番報告ありがとうございました。最近、監獄街どころかサイトの方の更新もしていませんで申し訳ないです・・・。
監獄街、そういえば随分止まってますね更新。8月の終りに更新すると予告してからはや半月。すみません、近いうちに更新できると思いますので。
さて、その監獄街の更新を止めた要因の一つ、空想科学祭出展作『夜狗-YAKU-』更新しました。
ncode.syosetu.com/n0630f/novel.html
1-3、1-4 更新
*******
「イライラしないの」
涼子が言った。
「別にしてないけど」
「してるわよ。そんなにロボットが嫌い?」
「いや……」
運ばれてきたコーヒーに口をつけるが
「ロボットとかいうより、機械ってのがね。好かない」
「あらそう? でも機械なしじゃ生きていけないわよ。わたしたちは」
涼子はカップを置いた。口紅のついたカップのふちをなぞり
「ロボットもそうだけど、あなたの体に入っている生体分子機械だってそうよ。もちろん、それがなくても生きてはいけるけど、でも今は都市の人間の3人に1人が分子機械を入れてる計算になるわね。医療、または強化目的に。機械を嫌うってことは、自分も嫌いってことになるわよ」
言い返そうとするが、涼子がやけに真剣な
表情をしてくるので言葉に詰まる。涼子はさらに続けた。
「蝙蝠病ってね、そういう思い込みから始まるのよ。機械が嫌い、そして自分の身体にも機械が入っている。そうやって自分の身体がいやなものに見えてくるのよ。加奈、最近薬の量増えたんじゃない? ショウキが言ってたけど頻繁に飲んでるって」
*******
蝙蝠病、という言葉はトマス・ネーゲルの「コウモリであるとはどのようなことか」から来ています。といっても、ワタクシの足りない頭ではネーゲル氏の言うことの半分も理解出来ませんので、まあ殆ど名前だけと言った感じです。本当はカタカナで「コウモリ病」 と書こうとしたのですが、すでにそういう病気が存在するらしくしかたなしに「蝙蝠病」と漢字で書きました。病の内容は、本文中に書きますのでそちらでご確認を。一応、この「蝙蝠病」が物語のキーワードになっていたりします。
まあ、そんなわけで他の作品ともどもよろしくお願いします。
PR
地元の夏祭りがありまして。
高校生ぐらいのカップルが、全く似合ってない浴衣姿でいちゃついていた。
余計に暑くなって思わず男の方を後ろから蹴飛ばした、俊衛門です。蹴りたい背中ですね、分かります。
どうも、僕です。今日プロットを書くつもりだったのが、いつのまにか読書とネットにいそしんでしまう。早くしないとはじまっちゃうよ、秋SF。もう参加者が30人近くになっていて、これは頑張らなければ埋もれてしまうぞと人知れず危機感を持っております故。人物や世界観は、つくりだすと止まらなくなるのがワタシの悪い癖でして。世界観はそろそろ固まったかと思いきや、また作りなおしてします。いいからはよう書けや、はいすみません直ぐに書くから許してください。
投稿予定日は9月15日、がんばるぞー(棒読み)
そういや、前の記事間違って消してしまったのですが、サイト10000Hit小説
『新宿の猫』
ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp
試験公開中でございます。SFじゃないよ、ホラーだよ。多分。
ワタクシの住んでいる下宿は、築30年には達するであろうボロ屋でごぜえますがね。ここにゃ冷暖房ってものがついていないんですよ。ええ、エアコンとか何それって話です。夏場は扇風機一本、冬場はコタツのみで凌ぎます。群馬の気候は夏死ぬほど暑く、冬死ぬほど寒いというすげえ極端な土地なんですがね、そうした気候に全く対応できない我が棲家。
昼は直射日光で蒸し焼きになり、夜は熱帯夜に苦しむ……そんな生活が続いております。んなもんだから、若干夏バテ気味でごぜえます。なんかだるいし、軽くめまいがするし。ああ、なんということか。くうらあさえあれば、くうらあさえあれば勉強にも身が入るというのに。ってことを電話で父上に言ったら
「根性が足りぬわヴォケ」と一蹴されました。気温とか湿度とか目に見えるものじゃなくて、根性なんて非物質的なものを推すんだね親父殿。あんたホントに工学科の教授かよ。
ま、そんなわけで今だれております。今は、夕立のおかげで若干涼しくなったかな。しかし、夜になれば熱帯夜ムシムシ。僕は悶々。朝になれば、寝汗ビッショリでっせ。
嗚呼、文明の利器。その恩恵を受けられるうちは文明そのものへの敬意などまったく払わないものである。それどころか、ちょっと書物をかじったくらいで「社会は腐っている」だとか「人間ってのは~」とか説教しだす、アフォなクソガキでごぜえました、ワタクシ。
いざそうした文明の恩寵から離れてみると、改めてそのすばらしさを実感するとともに先人の苦労を偲ばずにはいられない。ごめんなさい、生意気言って。文明すばらしいよ。ルネッサンス、産業革命、文明開化、日本の夜明け万歳。そのことを忘れ、わたしゃあ文明を批判するとかおろかなことをしていました。
人類が生んだ珠玉の発明品、くうらあがないだけでまさか生存の危機に陥るなんて思わなかったですよ……扇風機とかじゃあこの暑さは凌げない。ああ、くうらあが恋しい……一人暮らしする前は、くうらあの真下でごろ寝することが夏の定番だったのに。文明様、批判してごめんなさい。謝るから、ぼくちんにくうらあを。
いや、しかしここまで文明が発達したことで地球温暖化が進んだとも言えなくないな。そうすると、やはりこの夏バテは文明のせいか? いや、どのみちくうらあは発明されて、いやくうらあもCO2排出するよな? んじゃあ意味ないか?
とかなんとか考えているとまただるくなってくる。つーか勉強しなきゃ。あと2教科じゃ。
監獄街 第八章の21 更新
ncode.syosetu.com/n2479c/novel.html
省吾vs連
試験が終わったら直ぐに合宿に出かけることになります。んなもんだから、しばらく小説もブログもお休みです。合宿から帰ったら、企画の執筆に入りまっさ。
合宿、行き先は茨城県は鹿嶋市。近くにお住まいの方、探してみて(笑) 帰ったら、合宿の話でも。
では皆さん、ごきげんよう。