ワタクシの住んでいる下宿は、築30年には達するであろうボロ屋でごぜえますがね。ここにゃ冷暖房ってものがついていないんですよ。ええ、エアコンとか何それって話です。夏場は扇風機一本、冬場はコタツのみで凌ぎます。群馬の気候は夏死ぬほど暑く、冬死ぬほど寒いというすげえ極端な土地なんですがね、そうした気候に全く対応できない我が棲家。
昼は直射日光で蒸し焼きになり、夜は熱帯夜に苦しむ……そんな生活が続いております。んなもんだから、若干夏バテ気味でごぜえます。なんかだるいし、軽くめまいがするし。ああ、なんということか。くうらあさえあれば、くうらあさえあれば勉強にも身が入るというのに。ってことを電話で父上に言ったら
「根性が足りぬわヴォケ」と一蹴されました。気温とか湿度とか目に見えるものじゃなくて、根性なんて非物質的なものを推すんだね親父殿。あんたホントに工学科の教授かよ。
ま、そんなわけで今だれております。今は、夕立のおかげで若干涼しくなったかな。しかし、夜になれば熱帯夜ムシムシ。僕は悶々。朝になれば、寝汗ビッショリでっせ。
嗚呼、文明の利器。その恩恵を受けられるうちは文明そのものへの敬意などまったく払わないものである。それどころか、ちょっと書物をかじったくらいで「社会は腐っている」だとか「人間ってのは~」とか説教しだす、アフォなクソガキでごぜえました、ワタクシ。
いざそうした文明の恩寵から離れてみると、改めてそのすばらしさを実感するとともに先人の苦労を偲ばずにはいられない。ごめんなさい、生意気言って。文明すばらしいよ。ルネッサンス、産業革命、文明開化、日本の夜明け万歳。そのことを忘れ、わたしゃあ文明を批判するとかおろかなことをしていました。
人類が生んだ珠玉の発明品、くうらあがないだけでまさか生存の危機に陥るなんて思わなかったですよ……扇風機とかじゃあこの暑さは凌げない。ああ、くうらあが恋しい……一人暮らしする前は、くうらあの真下でごろ寝することが夏の定番だったのに。文明様、批判してごめんなさい。謝るから、ぼくちんにくうらあを。
いや、しかしここまで文明が発達したことで地球温暖化が進んだとも言えなくないな。そうすると、やはりこの夏バテは文明のせいか? いや、どのみちくうらあは発明されて、いやくうらあもCO2排出するよな? んじゃあ意味ないか?
とかなんとか考えているとまただるくなってくる。つーか勉強しなきゃ。あと2教科じゃ。
監獄街 第八章の21 更新
ncode.syosetu.com/n2479c/novel.html
省吾vs連
試験が終わったら直ぐに合宿に出かけることになります。んなもんだから、しばらく小説もブログもお休みです。合宿から帰ったら、企画の執筆に入りまっさ。
合宿、行き先は茨城県は鹿嶋市。近くにお住まいの方、探してみて(笑) 帰ったら、合宿の話でも。
では皆さん、ごきげんよう。
PR