瑞菜さん、キリ番どうもです。なんかブログを作ってから、本サイトの方の管理がアレですけど教団の掲示板もそろそろなにかしないと。
昨日、ナルニア国物語がテレビでやっていましたね。最近頭がSFになっていたので、息抜きで見てみました。
まあ総評としては、王道だなと。というか、原作が1950年というからむしろこれが元祖なのだろうか? 異世界に迷い込むという設定も、最近のラノベじゃよくある手法ですよね。
西洋ファンタジーは肌に合わないところがあるが、まあグラフィックは美しかったから良しとしよう。若干ご都合主義な気がしないでもなかったが・・・元が子供向け小説らしいのでそこは問わない。
合戦シーンは、色々参考になりましたね。結構、殺陣も理に適っています。西洋の剣、というか剣そのものが「切る」より「突く」ことに重きを置いているわけですよ。で、合戦中は鎧の上から殴り倒し、とどめに剣を突き立てる。剣は刃物というより、鈍器のような使われ方が多かったそうで。
よく、漫画やゲームでは剣がまるで日本刀のようにスッパスッパ切れる描写がなされていることがあるけど、あれはちょっと違うね。剣は切るんじゃない、突くんだ。剣が切れるのは先端部分で、切断力では刀に一歩遅れをとる。昨日の映画でも、杖を切るシーンがあったけどあれも切断するより「叩き割る」感じだったしね。
一般に切れ味がよいとされる日本刀も、合戦では似たような使われ方をされていた。まず刀でぶん殴り、鎧の隙間から突き刺してとどめをさす。これを「介者剣術」といい、平服同士の切りあいを想定した素肌剣術よりも前に、戦国時代まで主流だった剣術です。殴って、そのまま昏倒させることもあったそうな。
まあ、そもそも合戦で刀が使われること自体あまりなかったそうだけど。
以上、俊衛門の刀剣講座・・・って趣旨変わってるね。
PR