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といっても、そんな重い話じゃないです。
ハードSFやSF映画を研究のために漁っているのですけど、どれも「本当にありえるのでは」と思わせる作品なんですよね。荒唐無稽な設定ですら、科学と社会のかかわりを描写されるとなるほどと感じる。フィクションとしてのうそのつき方がうまいんですよ。
たとえば「ジュラシックパーク」なんて、恐竜が生き返るなんて絶対不可能と思うでしょう。しかし、恐竜の血液を琥珀に閉じ込められた蚊から取り出し、それを蛇やトカゲなどの爬虫類の卵に植えつけるなんてもっともらしい説明があると「これはひょっとしたら実現できるかもしれない」と思うわけです。そんな昔の蚊の化石からは血液はとりだせないと、わかっていたとしても。
また、先人たちが考えた設定がそのまま現代に受け継がれていることもあります。H・G・ウェルズは、「タイムマシン」のなかで四次元や亜空間を経由して時間軸をさかのぼるという方法を提示し、それの設定が現代までの時間旅行ものでもそのまま使われていたりするわけです。また、SFの設定が現代の技術に転用されるケースもあります。米軍がパワードスーツを開発しているのは有名ですが、これも小説が最初ですからね。そんな発想を打ち出せる頭脳がうらやましい。
ああ、自分がSFを書くとどうしてもありきたりなものになってしまう。いや、だからこそ科学知識じゃないところで勝負しようとしているのですけどね。ただ、こうした後々まで影響を与えるような作品を書けるかといったら無理だろうなー。
別にSF作家目指しているわけじゃないですけどね。ただ、今度の企画では今まで書いたことない分野をネタにしようと思ってます。まあ、反応がどうあれ書き上げるしかないですし。
まあ、やるしかないか。
ああ、それと今度の主人公の武器は銃です。もう剣はやめました。近代戦で刀剣はないだろーということで。剣術や武術の知識はとりあえず封印ということで。今度は「サイエンス」色を濃くしたいと思ってます。どこまでサイエンスにできるかわからんけど……でも、中学までは理科の成績はよかったんですよワタクシ。高校も、化学だけはよかった。なぜか3年になって生物を選択したんだけど。ちなみに生物は、嫌いじゃなかったけど担当の教師が(以下略