昨日チャットに来ていただいた、卯月さん、オトハさん、碧檎さん、光太朗さん、藤夜さん、早村さん、カトラスさん、じょーもんさん、どうもありがとうございました。なかなか濃い話題で、楽しかったです。濃いっていうか、コアっていうかねえw
卯月さんから腐男子について教わったり、藤夜さんと大人なチャットをしたり、エロ神さま降臨により腐敗vsヤリチンとかなんかカオスなバトルが勃発したりw じょーもんさんに太極拳のなんたるかをご教授いただいたり、実に楽しく気づいたら日付変わっていました。昨日は例によってダブルチャット状態で、裏で李さんのとこにもお邪魔していたのですがね、途中でちょっとハプニングがありましたが。そっちでは瑞菜さんとあいぽさんと、久しぶりにチャットご一緒できたので嬉しかったです。
さて、そんな中またまた専属絵師様から『夜狗-YAKU-』のイラストいただきましたよ。本当、いつもいつもありがとうございます。
加奈とショウキの、決別シーン
(第四章より)
引き金に掛けた指、人差し指の筋肉が意図せずして収縮される。吐き出される銃
弾、反動が骨に響いた。
銃弾が、ショウキの肩に突き立つ。ショウキはよろめいた。撃った、という事実に加奈はしばし、呆然とする。
刹那。
獣の咆哮に似た、S&Wの銃声が響いた。オレンジ色の火焔が鮮やかに、同心円状の華を開かせる。マグナム弾が耳元を掠め、慟哭する銃弾の唸りを聞く。
鈴の手を握り締めた。ガラス細工のような手を、強く。鈴が少し、声を洩らした。加奈は後退る。ショウキが肩に手をやって、呻いていた。加奈はボートの方へと走った。
その時、夜を切り取ったように加奈の周りが明るくなる。頭上で都市警の攻撃ヘリが空中停止して、LEDライトを照らしていた。
見つかった。
『動くな!』
とヘリから、警官が怒鳴った。ショウキが銃を構えて、発砲する。
首筋ギリギリを通るマグナム弾。加奈の栗色の髪、ポニーテールにした髪を撃ち落とした。ばらりと髪が解け、首筋に薄く傷をつける。
「もう、抵抗するな加奈! お前を殺しちまう!」
ショウキが叫んだ。悲痛な響きを伴っていた。彼方から呼びかける、それは遠くて空しい、残響だった。
――ダメなんだよ、もう。
「鈴、走るよ」
と加奈が言う。鈴が頷いた、と同時に海に向かって走る。
都市警のヘリが、チェーンガンの一続きの銃声を響かせる。銃弾が嵐となって降注ぎ、コンクリートを穿つ。細かく砕けた破片が舞い上がり、粉塵が視界を遮る。加奈は鈴の頭を抱えるようにした。
「加奈、戻れ!」
と言うショウキの声を背にする。
最後に降り向く。加奈はブローニングの引き金を引いた。
銃火が交わった。
********
ってこのシーンなんだけど
再現率はんぱねえ
ありがとうございます、早村さん! めがっさカッコいいです。なんか、研究の方がお忙しいみたいですが、その合間を縫って描いていただけるなんて。
思えば、空想科学祭に参加しなければ早村さんともオトハさんとも知り合わなかったわけですし、早村さんと「武道同盟つくりますか」なんて話しなければチャット設置しようとも思わなかったわけですし、チャットが無ければ碧檎さんともお話する機会もなかったし。まっこと、運命の巡り合わせはわからんぜよ(坂本さん風に)
んで、ここまでだったら日記カテゴリーなんですが、じつはもうひとつ。mixiの作家仲間さんから、バトンを頂戴いたしまして。その名も「闘うヒロインバトン」、なんとタイムリーw
ということで、早速次でやらせていただきます。
1 初めまして。まずはお名前と年齢を教えて下さい。
加奈「名前は晴嵐加奈、年齢はそうね……あの施設から逃げ出したのが、生まれてから8年目のことだったから」
鈴「その話はちょっと重いですよ……あ、鈴です。えっと、多分14です」
加奈「多分ってなんだよ」
鈴「うーんと、あの人に生み出されてから大体その位かと……」
加奈「わけありだものねえ、わたし達」
2 出演されている作品名と概要を簡単に教えて下さい。
加奈「『夜狗-YAKU-』っていう、パクリ要素満載な作品よ。なんか作者が、空想科学祭用に作るって時、一から全部つくるの面倒だからって前の作品の設定使ったんだって」
鈴「そ、そんな事情が……」
加奈「わたしはそこで主人公やっている。ヒロインっていうけど、わ・た・し・が主役だから」
鈴「(すごい力説してる……)」
加奈「ヒロイン的ポジションはこの子ね」
鈴「え、ええ!?」
3 好きな男性、気になっている男性は居ますか?
加奈「べ、別にそういうのは……」
鈴「あれ、ショウキさんじゃないんですか?」
加奈「なっ、違うわよっ! あいつはただの同僚で、でもなんというか……ええと」
鈴「(素直じゃないなあ)」
4 戦うヒロインということで…どんな武器を使われますか?
加奈「FNブローニング・ハイパワーだ。作動性確かな、信頼できる“戦士の銃”だ」
鈴「わたしは武器というものは持っていないんですが、ところで加奈さん。どうしてわざわざ古い銃使っているんですか?」
加奈「古いかどうか関係ない、わたしはブローニングが好きなんだよ鈴」
鈴「クラシック趣味も似ていますね、ショウキさんと」
加奈「な、なぜそういう話になる……」
5 特殊な能力などは使えますか?
また、有るとすればどんな能力ですか?
加奈「金属との配位結合によって生み出された、有機物と無機物の融合体の体。銃弾もナイフも通さず、かつドラッグ・デリバリー・マシンによって増幅された筋肉量は決して衰えない。まさに、未来世界に相応しい戦士のための……」
鈴「皆引いてますよ、加奈さん」
6 いつも、どんな服を着ていますか?
また、ファッションにこだわりは有りますか?
加奈「どんな服といっても、適当に……」
鈴「家ではいつも裸でしたね」
加奈「そ、そういうことを今言うなっ」
7 性格はカッコいい系か可愛い系かどちらでしょうか?
鈴「やっぱ、加奈さんはカッコいい系ですよ♪」
加奈「……」
鈴「どうしました?」
加奈「ん、いや。ほら、わたしも一応、女でしょう? カッコいいってのはどうなんだろうかと……」
鈴「可愛いって言ってもらいたいのですか?」
加奈「いや、そういうことじゃ……」
鈴「じゃあ、ショウキさんに言ってもらえばいいじゃないですか」
加奈「! い、いやそんなっ、そんなことっ! あああああいつの口からか、かわ、かわいい、ってそんな、なんていうか心の準備が……ああそうじゃなくてっ」
鈴「(可愛いなあw)」
8 好きな言葉を教えて下さい。
加奈「質実剛健」
鈴「花鳥風月」
9 戦う…ということですが、宿敵やライバルなどはいらっしゃいますか?
加奈「ああ、宿敵ね。一人、いるねえ。あのアルビノのキザ野郎が……ふふふ、なーにが『桜花』だよ、女みたいなツラして……いつかあのすまし顔をナノマシンでも修復不可能なまでにのしてやって」
鈴「ひ、引いてます、皆さんドン引きですってばっ!」
10 将来、どんな女性になりたいですか?
加奈「わたしに未来など……」
鈴「お嫁さん♪」
11 作者さんから一言どうぞ。
最後までGL指定にするか迷った……
加奈「何故にっ!?」
ということで、なんか痛いバトンになってしまった……興味のある方はどうぞ~
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